遠山の音楽備忘録

主に音楽の話をします

My Favorite Mix(2022年1月)

どうも、遠山です。

2022年、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今月は期末試験などがあって忙しかったのでブログ自体は1月中に出せませんでした。すみません。

新年早々すごいアルバムを発見したので、今月はほぼほぼそのアルバムからです。

 

 

 

 

プレイリストです👇👇

 

 

 

 

 

1.Tekka/Sweet Trip

2022年最初に聴いたアルバム、”velocity : design : comfort"から。

強烈なノイズが縦横無尽に動き回るDrill'n'Bassと思ったら最後アンビエントっぽくなる?いろんな要素を兼ね備えた曲です。Aphex Twinとかが近い?

アルバムの最初がこの曲とは、恐ろしいアルバムだと思いましたね。実際只者じゃなかったです。ただこの”Tekka”だけ他の曲とは方向性が違うのかなと感じました。どういう意図があったのか気になります。

 

 

 

 

 

2.Velocity/Sweet Trip

テクノっぽい感じで始まり、アルバムのジャケットのような仮想空間的な世界観を感じる曲です。途中から入ってくるボーカルやギターもディレイがかかっていていて、決して現実では無いような浮遊感を感じます。エレキのフィードバック・ノイズやビートの歪み方がいかにもシューゲイズって感じですね。

 

 

 

 

 

3.Fruitcake and Cookies/Sweet Trip

逆再生のようなサウンドから始まり、これもまたシューゲイズ的な感じでボーカルが入り、突如ノイズが前面に出てきて、仮想空間の脆さみたいなものを感じ、"Breakdown,baby"という歌詞とともに急に歪んだギターとボーカル、ノイズで全く違う世界が始まるような、とにかくいろんな世界を行き来する様な曲です。

 

 

 

 

 

 

4.Design : Ⅰ /Sweet Trip

こういうのをアシッド・ハウスっていうのかな?(無知で申し訳ない)

淡々と永遠に続くCGの世界を何も考えずに歩き続けているような、そんな感覚になる曲です。

シューゲイズとテクノの相性はめっちゃ良いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

5.Sept /Sweet Trip

民族的なビートとプラックで電脳世界のジャングルに迷い込んだ様な曲です。

ひたすら繰り返される”This time maybe it's true"という歌詞とサウンドで、民族の儀式的な雰囲気を感じつつ、急にシューゲイズの様なサウンドになり、現実世界に引き戻され、曲が終わると見せかけて、また電脳ジャングルに引き戻されるという裏切り満載の曲です。

 

 

 

 

 

6.Pro : Lov : Ad /Sweet Trip

"Tekka"のようなDrill'n'Bassに始まり、そのまま行くかと思ったらいろんなエフェクトがかかったギターがメインの部分があり、そして突如ポップなサウンドが現れ、そして再び最初に戻っていくという、完全に予測不能な曲です。こりゃとんでもないアルバムです。

 

 

 

 

 

7.International / Sweet Trip

激しい変化の多い曲が多かったですが、やっと落ち着いたシューゲイズが現れてくれたという感じです。全てのサウンドの輪郭がはっきりしていて、複雑ながらも非常に聴きやすくなってるな、という印象です。最後は徐々にアコースティックになっていき、現実世界へと帰ってくるような曲です。

 

 

 

 

 

8.Piano Concerto No.2 in F Minor, Op.21:Ⅱ. Larghetto /F.Chopin

Piano, Conductor:Krystian Zimerman

Orchestra:Polish Festival Orchestral

 

先日"F.Chopin"という本を購入しました。著者はF.LIsztです。この本の感想もまたブログで書けたらいいなと思ってます。この本の中でLisztが「威厳ある様式美から生み出される稀有な輝きや、並外れた魅力と重厚さをもつ卓越した楽節を見出すことができる」としてこの曲をあげています。

Zimermanとポーランド祝祭管弦楽団という純ポーランドの組み合わせで見事に演奏仕切っています。光と影のバランスがこれ以上ない塩梅で、Chopinの真骨頂だと思います。

 

 

 

 

 

9.In C /Terry Riley

大学で現代音楽についての授業を取っており、その時に取り扱った曲を最近片っ端から聴いています。十二音技法のあたりから電子音楽のさわりくらいまで授業では出てきたのですが、この曲は聴いてわかる通りミニマルミュージックの部分で出てきました。

ひたすらハ長調の和音で複数のパターンを繰り返し続ける曲で、インド音楽的な要素も取り入れられている曲です。長い曲なので作業用BGMとして聴くのが最適だと思います。(そうじゃ無いと聴いてられない)

徐々に変化していく和音を楽しむ音楽かもしれません。

 

 

 

 

 

てな感じで今月は9曲ご紹介しました。

もう春休みなので何か目標を立てて行動に移したいなと思っています。作曲も全然できてないので、ガンガン作曲していきたいと思います。

 

 

プロ野球は春季キャンプに入り、あっという間にシーズン開幕を迎えそうですね。今年は試合見に行きたいなと思ってます。その時のこともブログで書きたいなぁ。

 

 

あと本を複数同時並行で読んでるので、それぞれ感想も書きたいと思ってます。他にも色々書きたいこと、まとめたいことがあればどんどん更新する一年にしたいです。

 

 

 

 

 

今回はこの辺で。

 

 

ほなまた!